オクト絵画教室の皆様へ 若林薫の思いを手紙にしてお届けいたします     20077 23
私は大分県臼杵市で生まれました。この湘南の地に惹かれ、

平塚に移り住んで23年が経ちます。

思えば14歳の時 ゴッホの「悲しみ」という作品に触れて、

画家を志してから40年になります。

この間に
油彩・水彩・デザイン・切り絵・立体・アクリルと

様々な美術表現を続けてきました。

20代初めに東京銀座で第1回目の個展を開催し、20代

半ばには上野の美術団体で運営委員をし、全国から集まる

作品数百点の審査をさせてもらい、30代後半には、

ドイツのデュッセルドルフでの海外初個展を開きました。

41歳で画材とギャラリーの店を、この平塚の地に開店して、今年10月で満13年を迎えます。

5年前より いままでの美術活動の経験を生かして自らが教え、自らの考えを、地域の人々に直接伝えて

行く事が、美術に対する責任を果たせると共に地域文
化の発展に貢献できると信じ若林薫絵画教室として、

アクア(アクリル・アキーラ)・デッサン・クロッキー・スケッチ・切り絵教室を開いています。

駆け足で通り過ぎた40年間の様な気がします。現在教室に集まった方々の年齢をみても20代から

80代までの方がいます。育った環境も日本の各地に渡っていて
お話をしているといろんな違いに驚き 

楽しい時間を共有させていただいています。 

その中で 私が常々思うことは 年齢問わず 基本的なことをしっかり身につけて独自性のある絵を描い

ていただきたいと思っています。

何に感動し何を描きたいのか 何を伝え何のために描くのか等々。 風景、人物、静物それら全てに感じ

るものが必ずあると思っています。

「奇麗だな」という思いや「悲しい」「愉快」「楽しい」「喜び」などなど。 

自分の思いを画面に向かって 悩みながら 楽しみながら描き続けていただきたい。続けていく中に きっと

新しい何かが
生まれてきます。生きている証を次の世代に残す作業が絵画であり 又絵画はその時代を映

す鏡だと思います。

私は今、自分の思いを自由に表現出来る絵を描き続けていることを幸せに感じております。

更に多くの人達が幸せを感じられる世界であり続けて欲しいと思っています。

夏本番の暑さはこれからです。どうぞ お身体ご自愛ください。   早々


追伸

まだ梅雨入りしない6月1日 湘南平へスケッチに行きました。


心配だった雨も前日にやみ 晴れたり曇ったりの1日でしたが、それぞれに自然の中で


自然に向かって真顔の素敵な姿はかっこよかった。 

みんなでお弁当広げてお昼の時間も、遠足に来た小学生と同じ気分で楽しいひと時でした。


200種類もある紫陽花に向かう人、高台から相模湾を望み真鶴半島まで描く人、


湘南平名物 鉄塔を描く人、1日のんびりいい気分・・。
また、来たいねー。と解散しました。

「自然の中に全てがある」と感じるこの頃です。 薫

 戻る