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中学美術の授業で「言葉から発想する抽象絵画」という授業があります。この授業の目的として「対象を深く
見つめる力、感性や想像力を一層高め、独創性・総合的な見方や考え方を培い、豊かに発想し構想する能力や
自分の表現方法を創意工夫し創造的に表現する能力を伸ばす。」を目的にしています。
人間形成の大事な思春期に美術を通して指導されていたのだと、いまさらながら驚きです。
抽象絵画という難しい題材ですが、抽象画の過程としてはたくさんの方法がありますが・・・ここで
アクリル画のステップ@を思い出してみてください。
暖色と寒色を使って2つのテーマを考えたと思います。「暖かい・熱い」「寒い・冷たい」という想いを10個以上
上げていただきました。その中から1つを選んで暖色と寒色で明度を変えて塗り分けましょう。
そこには決められた丸・三角・四角を使いましたね。これこそが、皆さんが想像した思いを色と形に傾向別に仕分け
画面に描いた抽象絵画です。「抽象」とは、事物や表象を、ある性質・共通性・本質に着目し、それを抽(ひ)き出
して把握することです。又ゴーギャンは、「芸術とは、抽象である」と言っています。
ゴーギャンにとっての「抽象」とは、「様式化」にあたります。つまり、自然を見たまま写し取るのではなく、
そこから得た物を利用して、自分の頭の中でイメージを創造していくことを「抽象化」と言っているのです。
また、ステップAではデカルコマニー(転写)をしました。用紙にランダムに置いた絵具をアクリル板で押し付け
引いたり回したりして2枚作りました。それから出来た形を様々な角度から見て 自ら感じ見えた形を絵におこし
ました。これも抽象画を抽き出す技法です。又、対象の特徴を誇張、変形、単純化させて表現する方法として
デフォルメがあります。例えばバナナをモチーフと考えるならば、黄色、長い、甘い、南の果物といった特徴の中
から一部分を取り出し誇張し変形させ描く事、たとえそこにバナナらしい形が描かれていなくとも バナナを借り
た抽象絵画といえます。抽象作品は、第三者には、わかりにくいものです。抽象画を観てもわからないけど
「何かを感じた」が大事な事だと思います。
観る側だけではなく具象表現からちょっと飛び出して抽象表現を描く側になってみるのもひとつですね!! 早々
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